先ほどフライパンに焼きチキンラーメンの麺がこびりついてしまった織田信長公爵はたいへんカラダがこっていた。
とっても肉体の疲労も肥大していた。
「はーらら、負担が大きい。生きていくことがたいへんでごわす、ひょっひょっひょっひょっひょー」
と、エアコンを消したがどうか心配になっている織田信長リーダーはつぶやいた。
そのタイミングで、「まってー」が口ぐせの小野真弓嬢と出くわした。
「む？」
そうとうな時間女系家族で生まれ育った小野真弓様に心を奪われていた後、トヨタ自動車の工場勤務をすぐにやめてしまった織田信長会長の袖の下にメモ用紙が格納されていることに気がついてはっとした。
メモ用紙の背景色はオレンジ色で、そして青い文字で以下のように書き込まれていた。
『コリン星からやってきた英国式リフレ屋株式会社。きみの強張りをほぐします。快楽的なマッサージ、突発的マッサージ、お引き受けしますぞえ』
さっそくもりもり山のくだものアメが大好きな織田信長社長はメモ用紙の番号に電話したのでございます。
「手短にいうとしよう、マッサージを受けたいのじゃが、ぶひーひっひ」
「快楽的なマッサージですか？突発的？」
「んーそだなー。じゃあ突発的で、ぽっほっほっほーふー」
「了解でーす」
と、爪が伸びないように気をつけている英国式リフレ屋は独りごちた。
「清らかだねー」とよく言われる英国式リフレ屋はインスタントラーメンが切れたのでまた買って来ようかと思っている織田信長大統領の潜伏している隠れ家に行った。
そしてインスタントラーメンが切れたのでまた買って来ようかと思っている織田信長殿にフェイシャルマッサージ、ヘッドマッサージ、ロミロミ、スウェーデン式マッサージのミックスコースをおっぱじめた。
「ちみの肉体のコリの深さは、とても深いわん、おほほほ」
と、休日は河川敷で走り回っている英国式リフレ屋は一人ごちた。
「やっぱそうなっちゃいますか？まあ最近疲労蓄積状態でありもうしたので。てへ」
と、最近サイトのガラケー表示に励んでいる織田信長殿は怒鳴った。
「・・・その貴様のコリに、時効はあるとですか？」
と、アイスクリームが大好きな英国式リフレ屋は嬉しげに爆笑していった。
「さあ、どうなんどすかねえ、どうぇっどうぇっどどどどうぇっ」
と、今朝は魚の缶詰をご飯にかけて食べた織田信長君は笑顔一発でやり過ごした。
マッサージをどっさりと施行したために強張りはきれいさっぱりと消滅した。
「あれれ、カラダが逞しくなったのー、ひゃっひゃっひゃ」
喧嘩十段で有名な織田信長伯爵は嬉しそうにそう怒鳴り散らした。
「よかったたい、ひひひ」
と、ミクシーでは高校の頃の画像を貼っている英国式リフレ屋は一人ごちた。
「そんでよお、ギャランティはいくらでござりましょうか？」
と、自信たっぷりな織田信長社長は泣いちゃいそうな感じでわめき散らした。巨額の出費を余儀なくされるのではないだろうかという悩みが精神を満たした。
「コストは98ドンでちゅ」
「は？激安っすねー、おほほほ」
と、触るものみな傷つけてきた織田信長総理は吃驚してわめき散らした。
「百ドンで、お釣りがくるんじゃわい、ひひひ」
と、いつも飛びっきりの笑顔の英国式リフレ屋はつぶやいた。
男前のわりに気さくな織田信長伯爵は百ドンを支払い、返戻金を2ドン手渡された。
「ではまたボディーがダメージを受けたときにはメールを、むふー、むっふっふっふー」
そう言い残して毎日子供にお弁当を持たせている英国式リフレ屋は世界一周旅行の続きに戻った。
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